- 2006-12-08 (金) 17:46
- Design
東京出張のついでに「スーパーエッシャー展」に行ってきました。
エッシャーの絵も見たかったのですが、一番の目的はDS Liteを使った展示案内コンテンツを観ること。ひとりでDS Liteを持って歩く図を想像するとちょっとさびしかったので、東京にいる友人に付き合ってもらいました。
平日の午前中ですが結構な来場者です。
DS Liteの展示案内は期待はずれでした。特にインタラクティブな仕掛けはなく、掲示してある一部の作品の前でユーザーが任意に操作を行って作品の解説を聞き、DS Liteの片方の画面で作品が拡大して閲覧できるだけでした。
京都は任天堂が運営する百人一首をテーマにしたアミューズメント施設「時雨殿」があるのですが、そこにはDSを使ったユーザーの位置情報と連動したコンテンツがあります。
ある種強制的なトリガーによってブランド体験ができると楽しんだけど。
展示内容は良かったですよ。
初期の作品は版画という技法を使ってモノトーンで描写する世界を端的に表現しています。線の使い方によってもさまざまな質感を表現することができ、どれも美しいものでした。
元々数学的なロジックが好みのようで、時代が進むと平面分割という表現に変わっていきます。閉じた平面をリピートするオブジェクトで分割し、無限の世界を表現するというものですが、作家仲間といるより科学者や数学者といるほうがいいというほど数学的な思考を持っていたのでしょう。
その後の時代は、ありえない世界を緻密な描写力で描いた「だまし絵」といわれるような作品群です。観ていると頭が混乱してきます。
エッシャーの作品は自己の内面を表現するアートというよりも、観る人との関係性を意識した、どちらかというとデザインなのではないかと思います。
いくつかの作品はBunkamuraのサイトで見ることができます↓
http://www.bunkamura.co.jp/shokai/museum/lineup/06_escher/works.html
スーパーエッシャー展のオフィシャルサイト↓
http://www.ntv.co.jp/escher/
※サウンドが鳴りますので気を付けて下さい。
会期 2007 年1月13日(土)まで
会場 渋谷Bunkamuraザ・ミュージアム
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