さようなら、レティシア。

大阪は北浜に大好きなBarがあります。Latitia(レティシア)。しかし、事情があって2/1で閉店されるのです。
閉店のご案内をいただき、驚きつつも飲み納めに行ってきました。大阪で飲んでしまうと京都に帰れなくなってしまうので、たまにしか行けなかったのですが、心地よいカウンターが仕事帰りの疲れを癒してくれるBarです。


Barの居心地の良さは、落ち着いた内装や程よい明るさの照明、窓からの眺め、椅子の座り心地、肘を置きやすいカウンターの高さ、バーテンダーと適度な距離を作り出すカウンターの幅などで決まります。
酒のうまさは、品揃え、酒やミキサーの保管状態、ステアの仕方、シェイクするスタイル、バーテンダーの身のこなし。飲まなくても見るだけで出る酒がうまいかどうかはわかります。
またそのBarに行きたくなるかどうかはバーテンダーの人柄や会話、気配りで決まります。
これらすべてを満たすBarは少ないのでBarを褒めることは少ないですが、レティシアはこれらを満たす素敵なBarでした。
特にメインバーテンダーの川西さんはおいしそうに酒を作ります。グラスをカウンターの必要なボトルを取り出し、作業台にグラスを置くところからスマートな身のこなし。ステアやシェイクも視覚的に安心感を生み出し、コースターの上には期待通りの酒が置かれます。もちろん味は言うまでもない。
多分私と同年代なのですが、少し古臭い趣味や人間味が程よい気配りとなってカウンターの居心地を良くしてくれます。
こんな素敵なBarがなくなるのは残念ですが仕方が無い。
一旦お別れということで。さようなら、お元気で。