SCHOOL OF DESIGN

SCHOOL OF DESIGN(スクール オブ デザイン) SCHOOL OF DESIGN(スクール オブ デザイン)
水野 学 古平 正義 平林 奈緒美・山田 英二
誠文堂新光社 2006-09-09
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SCHOOL OF DESIGN~新しいデザインの教科書「スクール オブ デザイン」を読みました。身につまされる素晴らしい教科書です。
一説を引用。

DESIGNはR:SIGN
リ・サイン。
デザインをすることは自分のフィルターを通して
その人なりにメッセージを再構築することではないのか。
つまりデザインは、
誰にでもできるのである。


デザインとはアートではありません。
アートは自分の中から湧き上がるものをカタチにする作業。
デザインは誰かのメッセージを伝えるためにカタチにする作業。
アートとデザインは混同されがちですが、根本、成り立ちが違います。
先の引用にあるように、カタチにするだけなら誰でもできるのでしょう。
しかしながら、プロフェッショナルとそうでない人の違いは歴然としてあるからこそデザイナーという職業があるのです。
それは様々な気付き・気配り、仕事に対する姿勢、コミュニケーションの方法、細部へのこだわり、そして勘。デザイナーとして(もしくはデザインに関わる人として)のあり方を気付きやすくデザインされた本です。
流して読めば30分で読めそうな本ですが、自分のことを思い起こして深く読むこともでき、その場合厳しく胸に刺さります。
カバー兼帯のコピーは煽るようなものですが、中身は全然違います。
「これを読まないと、同期に追い越される。」なんて出版社が商業的に誘導したコピーだとは思うのですが、このコピーはフィルターもしくはデザインが間違っています。
しかしながら良い本です。手元に置いておいて、手が空いた時、行き詰った時に読むと良いかもしれません。