ユーザーの本音がわかる「CGM Watch」

NTTアドとNTTデータは、個人が発信するブログやSNS等のCGMから必要な情報を検索・抽出・分析し、マーケティングレポートとして提供するサービス「CGM Watch」を共同で開発したと発表した。2月15日にサービスの提供を開始する。
この「CGM Watch」は、NTTデータの日本語意味理解エンジン「なずき」を応用したマーケティングサービスで、「なずき」が記事を文章レベルで把握することによって、書き手の感性や商品・サービスに関する評価を人間により近いレベルで抽出できる。
ブロガーが商品を購入しているか否かを把握したり、好意的に書いたのか、それとも否定的なのか、といった書き手の感性を最大81種類に細分化してレポートできるということで、調査する側のバイアスを受けない本音を容易に引き出せるようです。
あるものに対してブロガーの反応がポジティブなのかネガティブなのかという世論の傾向がわかるサービスはありましたが、「CGM Watch」のようにもっと深いユーザーのインサイト(本音)を定量化できるのは素晴らしい。
商品開発やブランディングなど企業のマーケティング活動での利用価値は高いだろう。

誕生日

今日はどうも誕生日のようです。うかうかしている間に40歳が射程距離に・・・
先ほどこんなメッセージをいただきました。
「歳を重ねるということは人生を重ねるということ。」
歳を重ねる事自体は悪くは無い。むしろ、そうやって経験を積み重ねられる事が幸せなんだと思う。
しかし、肉体の経年変化はあまり受け入れたくないですよ。

CGMマーケティングの新潮流vol.1

先週東京にて開催された「CGMマーケティングの新潮流vol.1」というセミナーに参加してきました。
「CGMプロモーションの新潮流」というタイトルで昨年に2回開催されていたのですが、Blogを利用したプロモーション商材・手法を運営企業がプレゼンテーションするセッションです。
今回のプレゼンテーターは元ライブドア副社長でゼロスタートコミュニケーションズの伊地知氏とアジャイルメディアネットワークの坂和氏。
伊地知氏のプレゼンはWeb2.0型CGMとはどんなものかというやや一般的な内容で、体験共有型のカスタマー生成情報がコンテンツの価値に寄与すること、多少のネガティブな意見があるほうがよりリアリティのある情報として信頼度を高めるということでした。ただしそこには炎上というリスクも存在するので、防ぐためのいくつかのノウハウがあるようです。
アジャイルメディアの内容については先のエントリーに書きましたのでそちらをご覧ください
ニュースをトレースしているだけだとサラッと流してしまって気に留めないことも、セミナーなどリアルな場で体験すると頭の中に入ってくるもんだとこういうセミナーに参加すると実感します。
まだ読めてませんが伊地知氏の著書です。↓↓

CGMマーケティング 消費者集合体を味方にする技術
CGMマーケティング 消費者集合体を味方にする技術 伊地知 晋一

ソフトバンククリエイティブ 2006-12-16
売り上げランキング : 10704

おすすめ平均 star
starこれからのビジネス必読書
starWeb2.0の中心にある「CGM」の見事な解説
star他の人のレビューにもあった様に…

Amazonで詳しく見る by G-Tools

ブログ・オン・ブログ広告(BonB広告)

昨年末からテストされているBlog上に別のBlogの記事リストまたはバナーをを表示する新しいCGMプロモーション手法。
具体的にはインフルエンサーBlog(影響力の強いBlog)のサイドバーなどに企業のビジネスBlogの最新記事リストやバナーを自動的に掲載する。
バナー広告などのように一過性の認知や消費活動への誘引を目的としたものではなく、一定のファンがついているBlogに企業Blogを露出させることによって長期的なファン化を目的としている。
ブロガーに商材記事を書かせるという他のCGMプロモーションではやらせなどで炎上するケースもあるが、BonB広告ではその可能性は極めて低いと思われる。

過去90日間に書かれた、ブログ・オン・ブログを含む全ての言語のブログ記事
テクノラティ グラフ

日本初のブログネットワークがスタート

インターネットリサーチ会社メタフェイズから「企業によるブログ広告やブログマーケティングについての調査」の結果が発表されています。
これによると、ブログから仕事に役立つ情報を得たことが「ある」と答えた回答者は(20.1%)、「ない」と答えた回答者は(42.2%)。
「今後ブログを仕事に役立つ情報源として参考にしたいか」との質問には、「参考にしたいと思わない」が46.7%、「記事に信頼がおけない」が41.8%という結果が出ているようです。
Web2.0的視点ではBlogやWikiなどのソーシャルメディアは衆合知としての価値が期待される中、その信頼性にはネガティブな見解があることも事実です。
日本でも爆発的にBlogが普及し、質・量ともに増加した結果、玉石混合の中からいかに良質のコンテンツを拾い上げユーザーに提供することが今後の継続的なソーシャルメディアの発展への課題となっています。
そんな中、アジャイルメディア・ネットワーク(株)という日本初のブログネットワークを運営する会社が誕生しました。
一般ブロガーに影響力があるインフルエンサーブログを運営するブロガーを組織化し、企業向けの広告媒体として販売するほか、次のインフルエンサーを育成するための支援を目的としているようです。
特徴的な広告手法としてはブログの中に企業ブログの記事を配信する「ブログ・オン・ブログ」広告があります。
一時的な認知や集客のための広告ではなく、理解や共感を醸成する広告媒体としてどこまで成功するかは未知数ですが、一過性のブームで終わらないように良質なコンテンツを生成するブロガー支援という活動に期待したいと思います。

ウェブサイト訪問チャネルの傾向

日経リサーチにて「インターネットへの誘導チャネルの性別・世代別傾向」が公開されています。
日経リサーチ:参照記事
サイト訪問への影響が大きいメディアは、全体では「パソコンのポータル・検索サイト」で43.6%、次いで「パソコンのニュースサイト」(31.5%) 、「新聞記事」(31.3%)となっていますが、男性よりも女性の方がこのメディアからの誘導は数値が低くなっています。
逆に、女性の場合ブログやSNSなどのソーシャルメディアやテレビ番組の影響も大きいようでサイトを訪問するきっかけが男女で違うことがうかがえます。

ソニー、AV機器のネット故障診断を提供

ソニーは2月14日、薄型テレビやDVレコーダーなどのAV機器が故障しているかどうかをユーザー自身が診断できる「Web故障診断」の提供を開始しています。故障と診断されれば、その場で修理を依頼することもできるようです。
ユーザーサポートはウェブサイトのひとつの役割でもありますが、このようなウェブならではのオンデマンドなユーザーサポートの開発は素晴らしいですね。ユーザーの情緒的なベネフィットに響くブランド戦略が垣間見えます。
Sony Drive 困ったときは ~ Webでの修理申込み(Web故障診断)

「Second Life Virtual Economy Key Metrics」Linden Labが公開

SecondLife運営会社のLinden Labが2/9にユーザー分布やその他仮想空間内での経済指標を発表しています。
State of the Virtual World – Key Metrics, January 2007
Excel Workbook(エクセルのデータです)
このデータは1月が最新となっているので少しユーザー数が少なめですが、2/13現在、登録ユーザー数は350万人、アクティブユーザーは110万人となっています。
1月現在で日本人登録ユーザーは総数の1.29%、推測すると45000人の日本人登録があって、その内14000人ほどの日本人アクティブユーザーがいることになると思います。
今後どれくらい日本人ユーザーが増えるかによってビジネスとなるかが変わってくるのでしょう。

USAMIのブランディング論

USAMIのブランディング論 USAMIのブランディング論
宇佐美 清

トランスワールドジャパン 2006-12
売り上げランキング : 56484
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る by G-Tools

ブランディング。コミュニケーションのひとつに違いはないので、特別な技術はなくともなんとなくはわかる。
でも、最近自社も含めて企業のブランドについて考えることが増えてきたので、考える下敷きを頭の中に作るために本を2冊買ってみました。
その中の1冊が「USAMIのブランディング論」です。
そもそも販売促進というレイヤーの下にブランディングがあるという考え方に基づいて、ブランディングの実施方法がシンプルかつわかりやすく書かれています。
この考え方には共感できて腑にも落ちるのですが、具体例やサンプルがあればわかりやすいのにと思いました。
一番気に入ったキーワードが「LOGIC」と「MAGIC」。ブランディングの魂胆がロジックであり、それを表現するクリエイティブがマジックだそうです。クリエイティブ以降のワークを「MAGIC」なんて気が利いてませんか?
単に販促のためのコミュニケーションにとどまらず、企業が行うあらゆるステークホルダーとのコミュニケーションにも使えると思いますので、広告業界の方だけでなく企業内のPR・IR・採用コミュニケーション担当者(そんな担当無いけど)にもお勧めです。

大人のたしなみ「ビジネス理論」一夜漬け講座

大人のたしなみ「ビジネス理論」一夜漬け講座 大人のたしなみ「ビジネス理論」一夜漬け講座
渋井 真帆

宝島社 2006-12-19
売り上げランキング : 4164
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る by G-Tools

「忙しい」この言葉を今年は言わないようにしています。忙しくなるのは自分のせい、自分が無能だと言っているようなものです。
しかしながら誰にも平等に1日は24時間しかなく、本をたくさん読みたいと思っても限界があります。
前回ご紹介したのはたくさん本を読んでその中からエッセンスを抽出する方法・考え方を記した「レバレッジ・リーディング」でした。
でも一冊丸ごと読まずに読んだのと同等の効果が得られたら最高ですよね。そんな本があるんです。
「大人のたしなみ「ビジネス理論」一夜漬け講座」です。
この本は以下の8冊のビジネス理論本を誰かが読んでまとめてくれたものです。

一冊あたり数名もの方が共同でまとめ上げているのですが、引用を多用せず、多分原作よりも平易な例を使ってわかりやすく解説しています。
読みたかった本が何冊か入っていたので非常にうれしいのですが、この本の悪いところはさらに興味がわいて原著を読みたくなるところです。
話題のビジネス理論を手っ取り早く手に入れたい経営者・ビジネスマンにはもちろん、クリエイティブ職の方にもぜひ読んでいただきたい。